物事には二面性があることを知りました。

7日間の漁業支援ボランティアに参加された、前嶋恵理さん。彼女が宮城で感じたことに迫ります。 2016.08.01

プロフィール

イマ、ココ プロジェクト。134期| 前嶋恵理

青島二高3年の前嶋恵理さん。漁業の現状や牡蠣に関心があり、参加に至ったそうです。

参加プログラム情報

・参加プログラム名:Youth×イマ、ココプロジェクト、134期
・参加日程:7/21-7/27
・活動場所:宮城県石巻市福貴浦

・プログラムでの活動内容(箇条書き)
 ・カキ養殖のお手伝い

◾ライター情報
・ライターの名前:前嶋恵理
・ライターの所属:青島ニ高 3年
・ライターの写真:1番左が前嶋さんです。

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9月に行っちゃう!? イマ、ココ プロジェクト。

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・本文

私は今回、イマ、ココプロジェクトというボランティア活動に参加し、石巻の“ハマ”といわれる漁村で、カキ養殖のお手伝いをしました。いままで縁もゆかりもなかったカキ養殖の作業を初めて体験し、貴重な知識を得ることができました。

この活動に参加した目的の一つは、震災がどう震災経験者に影響を与えたのかを直接聞くことでした。受け入れ先の漁師さんに色々質問するうちに、とても興味深いお話を聞くことができました。彼にとって、震災はネガティブなだけではなかったそうなのです。確かに、漁船や他の漁具は津波に流され、被害はありました。しかし、新しい漁師人生の一ページを開くキッカケにもなったそうです。

例えば、政府の補助で、新しい漁具を9分の1の値段で購入できたおかげで、以前は手の届かなかった性能の良い漁船・漁具を入手できたそうです。私の受け入れ先の漁師さんは、震災前には手作業だった作業を機械化することができ、カキ養殖の効率が上がったと話していました。

また、ハマの漁師さん達は震災を機に、品質を追求しない量産ではなく、良質なカキの生産に拘るようになったと聞きました。震災から5年経った今では、生産に手間のかかる生食のカキに力を入れ、消費者に安全でおいしいカキを届けられるよう日々努力しているそうです。以前はできるだけ多く捕れればいいという態度だったのが、今は自分のカキに誇りを持っていると聞き、震災がなければこの転機が訪れることもなかったのかと思うと、複雑な心境になりました。

震災で失われたたくさんの命を考えると、震災はやはり災害で、良い出来事だったとは決して言えません。しかし、今回の石巻での滞在を通して、私は物事には二面性があることを知りました。メディアを通してではなかなか知ることのできない、もう一つの事実を知ることができたことは、とても大きい収穫になりました。

今回、イマ、ココプロジェクト。の関係者の方々、漁師さん一家、このプログラムに参加した他のメンバーにはとてもお世話になりました。充実した一週間を送れたのは、みなさんのおかげです。もしまた機会があれば、もう一度皆さんにお会いできればいいなと思います。石巻の町づくりが軌道に乗るよう、応援しています!ありがとうございました。

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