4.大学生活を通して得るもの

最後の掲載は先生から学生へのお話と、運営メンバーの感想をもってまとめとさせて頂きました。インタビューにご協力いただき、ありがとうございました! 2015.08.31

プロフィール

東日本大震災と遠野 vol.4

【三浦佑之(みうらすけゆき)】立正大学文学部文学科日本語日本文学専攻コース、また文学研究科国文学専攻(大学院)にて、古代文学、伝承文学を中心に研究している。 〇所属学会:古代文学会、日本口承文芸学会、説話・伝承学会 〇専門分野:日本古代文学、伝承文学 〇主要研究課題:古事記研究、伝承文学研究

―では、最後に。大学教授として、多くの学生を見てきた先生が、大学生活で充実させてほしいこと、大学の授業以外からの学びというものについて、そのいろんな学生生活からどのようなことを学んでほしいと思いますか?

三浦:いやもうそれは、なにもなくて・・・というか、やりたいことをやるってだけのことだと思います。
もちろん大学で、専門の学びをして、勉強して、卒業論文書いて、研究してっていうのは一番大事なことだろうと思う。けれど、それ以外の時間を含めて、「大学生活が4年間充実してた」と思える生活ができた人というのは、素晴らしいんじゃないかと思う。
それはサークルだって構わないし、ボランティアなんかはもっといいことだし、あるいは何か趣味にのめりこむっていうことだっていいことだしね。とにかく、やりたいと思うことを一生懸命やるのが大事です。
僕は学生によく、大学の4年間は一番自由な時間があるんだから、オタクになれって言うんです。オタクになって、徹底的に自分がやりたいことを突き詰めて行動していく。
でも、そのときにオタクって言っても、閉じこもってしまうのはまずいオタクで、社会性がないといけない。
だから、社会と結びつきながらオタクになるっていうのが、一番すごいことだよね。(笑い)そうすれば、自分の居場所がよくわかるし、社会的な中で、自分がどういう風に動けばいいのかってことがわかってくると思うんです。
だから、とにかくなんでもいいから夢中になることがある学生は、生き生きしてていいなぁと思いますよ。だから、お二人みたいに、やらなきゃいけないと思うことを徹底的にやるというのは、一番大事なことだろうと思いますね。

三浦先生用①

―ありがとうございます!では今出くん、今日、三浦先生と初めてお話をしてみて、いかがでしたか?

今出:私はボランティアの勉強などを大学の講義を受けながらしています。その中でも、遠野まごころネットさんというのは、震災に関わっている団体の中で、すごく異彩で、いまだにすごい力をもって活動している団体ですっていうのは、いろんな教科書にあらわれてきています。
この原動力ってなんなんだろうなっていうのは、ずっと感じていました。今日、お話を伺っていて、昔からのつながりがあるっていうのは本当に大きなことなんだなっていうのを感じていますね。
遠野まごころネットさんは、いつもボランティアに対して、「支援してあげるっていう立場じゃ絶対だめだよ」っていうのを、必ず言っているんです。それもやっぱり、もとから親戚同士みたいなつながりがあるから、こっちが支援してあげて、支援されてっていう上下関係なんてないよっていうのは、もう本当に、地縁としてのつながりがあるからなのかなっていうのを感じることができて、すごく勉強になりました。
これからの東北ボランティアの形ってどうしていけばいいのかなっていうのを、私たちも考えているところなので、そういう、人と人とのつながりっていうのが、本当に大事なのだろうな、というのを今回お話を聞いて思いました。

三浦:ぜひ、長続きする活動であってほしいですね。後輩の人たちも次々入ってくるわけで、そういう時代を引き継ぐつながりも広がっていってほしいですね。ぜひ頑張ってください。


社会性のあるオタク、という面白い視点でお話をしていただきました。私たちも活動の意義を改めて考える機会になりました。お忙しい中、本当にありがとうございました!
掲載が遅くなってしまい、ご迷惑おかけいたしました。
最後までお付き合いいただきました読者の皆様に、感謝申し上げます。

ボランティアのバトンを繋ぐために・・・⇒遠野ボランティアプログラムの参加はココをクリック!

三浦先生用④


☆★学生編集者・ライター募集中!!☆★

PICK UP

360ボランティア最新記事

WE WANT YOU !!

学生運営メンバー随時募集中


東京 and 関西


詳しく見る