実際に動いてこそ、ボランティア

◆活動報告:下田さん(一橋大・1年)

参加プログラム:東災ボ大島18期
参加日程:2013/11/27-11/30
活動場所:伊豆大島
活動内容:泥出し

 

私は、前に東北で復興支援ボランティアをやらせていただいた際に、被災地のことは実際に現場に行って自分の目で見なければ絶対に理解できないし、真の現状を見ることができないと感じました。メディアの情報からだけでは、わからないことが山ほどあったのです。そんな時に、伊豆大島で大規模な台風被害が生じ、大学生である自分が行って役に立ちたいという思いと共に、真の現状を見たかったからこのボランティアに参加させていただきました。

伊豆大島では、私の滞在期間四日間とも泥出しなどの肉体労働でした。泥が一般家屋の内部隅々にまでたまっていました。最初見た時は、目の前の光景が信じられず、自然の力というものを感じさせられました。自分と同じ期間に活動したボランティアの方々は、Youth for 3.11以外大学生も社会人も沢山いて、そのうち20人ほどの方々と四日間共同生活・活動をさせていただきました。この交流の中で、みんな様々な思いでボランティアに参加していると分かったしとても刺激的な四日間となりました。

前述したとおり活動内容は肉体作業が主で、疲れがたまりますが、地元の人はボランティアである私たちの姿を見て、声をかけてくれたりボランティアの拠点地にいつも食べ物などを提供してくれたりと、その心遣いにとても感動しました。

今回の活動で思ったことは、ボランティアという活動は僕が大島にいたときの行為だけを指すのではなく、その災害が起きてしまった時から永久に行われるものなのだということです。真の意味での「復興」は現実的に考えて不可能です。なぜなら災害によってなくなってしまった命や思い出の物・風景は完璧に修復することは絶対にできないからです。だから復興活動は永久に続きます。建物の再建など目に見えるもの、被災者の心のケアなど目に見えないものなどあります。その災害の真の姿を友達に話すこともボランティアであるし、募金をすることもボランティアです。でもどれにでも共通していえることは、実際に行動しないとボランティアにはなりえないということです。被災者がかわいそうだとか被災地は大変な状況だなどと心の中で考えていても、それは一時の思考で終わってしまいます。自分のできる範囲で行動することにこそ意味があるのだと強く思いました。