ボランティアはちょっぴり良いことをした気分になれる「旅」。

◆活動報告:佐々木さん(東京大2年)

参加プログラム:Youth×東災ボ×伊豆大島 23期
参加日程:12/15-12/18
活動場所:伊豆大島
活動内容:側溝づくり、土嚢積み、泥をかぶった家・商店の清掃作業

 

活動開始日、1216日で発災から二か月。
伊豆大島での災害ボランティアに、三泊四日の短期で行ってきました。発災以降行こうとは思っていましたが、なかなか都合がつかず、12月になって募集のページを見て直ぐに参加登録をしました。日々の生活をまだすべきことが残っているならば是非しよう、伊豆大島が正月を少しでもいい形で迎えてほしいと思っていました。

現地は、東北で復興に携わってきた長期ボランティアの方々が島に入ったおかげで、東北以上のピッチで復旧が進んでいます。5千人近くのボランティアさんが既に来たそうで、元町地区の泥出しなどハード系の復旧はあらかた終わりつつあり、今はふれあい喫茶「あいべぇ」やかわら版配りなど、ソフト面の活動も増えています。私は、土嚢とブルーシートを使って側溝を作ったり、家の内外にたまった泥を掻き出したりする作業を行っていました。

東北も含め、何度か災害ボランティア活動をしてきて、
ボランティアは聞こえよりもハードルが低い活動だし、ちょっぴり良いことをした気分になれる「旅」だと感じます。
よく「自己満足?」「偽善?」「意識高いね笑」と言われるが、全然そうではない。もちろん、大変なことが起きてしまったその土地が欲していることをこなす意味もあります。でも。新しい場所を訪れる。ボランティアに来ている方とも、住民の方ともお話をする。色々なことを知る。これも、ボランティア活動の大事な一部。

災害ボランティアというと、泥かきなどハードな仕事を思い浮かべるだろうが、住民の方のお話を伺うことは大事だし、むしろその方が泥かきをあと一メートル進めるよりも大切かもしれない。災害が起きてしまった後に、地域外の人ができることは、住民の話を聞いて、自分の住む場所に戻ってそれを生かすことではないでしょうか。家族や友人に、現地の状況やボランティア活動とはどんな感じであったかを伝える。災害の現場を見て、防災意識を新たにする。これも含めて、災害ボランティアです。

何よりも印象的なのは、日々の生活に見つけにくい、充実した時間。それは、一日の活動を終えて、掃除をして綺麗になった家を振り返った時。差し入れのコーヒー牛乳を、海を見ながら飲み干すとき。色んな人と笑顔でお疲れ様と言葉を交わすとき。身体が疲れていても、清々しさを感じるひと時が細部にあります。
別にこのために行くわけではないし、ある意味不謹慎な話かもしれません。だが、皆が気軽にボランティアに参加し、また日々の生活で学んだことを生かす社会であるべきだと思っています。さらに言えば、災害という可視化しやすい形で問題が起きたから、ボランティアに行くのではなく、日常の生活の周りで困っている人がいないかを今一度考えるべきです。

例えば、新宿都庁のホームレスに「気づい」ていますか?仕事や大学など時間が限られていると、多くのことはできない。けれども、少しでもできることは沢山ある。これを読んでいる人で、ボランティア活動をしたことがない人がいれば、是非参加してほしいと思います。

伊豆大島は、眺めの綺麗な素敵な場所なので、また行きたいです。

大島佐々木3