学習支援プログラムを通して、ともに学んだこと。学生に伝えたいこと。

石巻での学習支援を通して、人の役に立つ仕事がしたいと改めて感じたと話す廣瀬さん。初めて被災地を訪れた感想から、自身の経験をもとにした実践的なボランティア活動まで、たくさんのことを綴ってくれました。学生の仲間に伝えたい想いは「行動してみよう!」 2014.11.10

プロフィール

En4期| 慶應義塾大学3年 廣瀬奈緒さん

岩手県石巻での学習支援プログラムYouth×Enの4期に参加。

・Youth×En4期
・2013年9月19日~21日
・石巻
・被災地の学校に通う中3と高3の学習支援
・廣瀬奈緒
・慶應義塾大学経済学部3年

えん参加者レポート1


参加の動機は?

 

私は、夏休み最後の3日間を使って、石巻の学習支援プロジェクトに参加しました。

私がこのプロジェクトへの参加を決めた理由は主に二つあります。
一つめは、東北でのボランティアに参加してみたかったからです。まだ見たことのない被災地を、実際にこの目で見てみたいという思いがありました。
二つめは、誰かの力になることが好きだからです。

私は中学受験と大学受験でこれ以上ない程勉強をした経験から、全く学習習慣のない子から、努力を重ねている子まで、どんな段階の子とでも向き合えると思い、学習支援のプログラムに参加しました。また勉強に限らず、生徒との対話を通して、親、友達や先生とは異なる立場で、話を聞いてあげられる親身な相談相手になりたいという思いもありました。


いざ東北へ!!

プロジェクト期間を通して心に残った事がいくつかあります。

まずは、新幹線に乗ってから、ほんの一時間程で仙台に着いてしまったことです。実は、もっと遠く、倍以上はかかると思っていました。遠くに感じていた被災地が、とても近く感じられた瞬間でした。

次に、ボランティアをして、受験生である中3の勉強習慣がほぼないことに気がついたことです。接していて、とても真面目だと感じた女の子に勉強時間を尋ねると、彼女でさえ平日は一時間、休日はやって二時間しかないことがわかりました。全く勉強しない、という子もいました。時間が全てではありませんが、必要な勉強の絶対量に全く達していないと感じました。

大きい理由として、勉強が必要であるという本当の意味を、学べていないような気がしました。
そこで私にできることは何かと考えました。「なぜ勉強が必要であると思うか」について、私たち大学生と現地の中学生で、意見交換をするレクリエーションの時間があったので、少しでも彼らに響くものがあればと思い、私の考えを、率直に話しをしました。

私は、どんな子に教える時も、その子にとって今後の勉強の糧になることを伝えることです。
これは、私が受験期間中にいつも意識していたことと同じです。中学生、高校生に聞かれた問題を教えることができる人は、きっと自分以外にもいます。では、それを解決した上で、私だからこそ教えられることは何か?を考えました。分からなかった原因を見つけて、問題が読みやすくなる解き方や、私がいいと思ってやってきた勉強法、理解の仕方を伝えました。

こうして科目の根本的な勉強方法を教えるようにしました。例えば生物は文章のみの解答しかなく、何が起きているか想像しにくいと思ったので、私が図を描いて説明してあげました。また、英語は間違えた問題を語と文法に分けて、それぞれの勉強法を伝えました。こうしてほぼ全科目を教えていると、あっという間に3日間が過ぎてしまいました。

中高生の真剣なまなざしを見れたことや、「これ分かりやすいのでこれからやります!」とか「昨日よりできるようになりました!」という生徒の反応は、とても嬉しかったです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA


プログラムを通して学んだこと

 

帰ってから少し経ち、社会事業に携わりたいと考えるようになりました。今、私は途上国の深刻な社会問題を改善することを仕事にしたいと思っています。ここに至る経緯の一つに、この学習支援プロジェクトで、やりがいや、誰かの力になれたという手ごたえを感じられたことがあります。文中で、”教える”などの与える側にいるような言葉をたくさん使いましたが、人の力になれた経験は、もちろん自分の力にもなりました。

私が得たものも、とても大きいと感じています。何かに飛び込むことで必ず学べることがあります。少しでも興味のある人は、今応募してしまおう、今動こう、と読んでくれている方に伝えたいです。


☆★学生編集者・ライター募集中!!☆★

PICK UP

募集中のボランティア

360ボランティア最新記事

WE WANT YOU !!

学生運営メンバー随時募集中


東京 and 関西


詳しく見る