私がアクションを起こすまで気づかなかったこと

被災者の方へのインタビュー、避難区域での活動(草刈)をしている方々へのインタビュー、梅漬けの手伝い、瓦版の作成、地元の学生との交流を行う中で、竹ノ内さんが気づいたこととはなんだったのでしょうか? 2014.11.13

プロフィール

はぴばす☆ふくしま7期 |早稲田大学4年 竹ノ谷知香さん

はぴばす☆ふくしま7期は2014年6月28日-29日に福島県葛尾村、三春町で活動しました。

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実際に現地に行ってみないと何もわからない

今回現地に行って最も感じたことは、「実際に現地に行ってみないと何もわからない。」ということです。普段東京にいて、ニュースで原発問題について聞いたり、テレビで専門家が議論していたりする様子を見ることはありましたが、実際に現地で避難している方々がいま何を考え、どのように生活しているかは現地に足を運んでみないと絶対にわからないことだと感じました。

避難生活の中でも前向きにアクション

今回のプログラムは、葛尾村に関する明るいニュースを届ける瓦版を作成するというもので、葛尾村から避難している方や、葛尾村に関する活動している方々を取材しました。

最初に訪問したのは、現在葛尾から仮設住宅に避難している87歳の女性でした。この方は仮設の前にある小さな土手をご自身で一から耕し、野菜や色とりどりのお花を植えて家庭菜園をされていました。お話の中で「私は今幸せだ。」といおっしゃっていたのがとても印象的でした。避難生活の中でも、前向きにアクションを起こし暮らしている方がいるという事実は、実際に訪問してみなければわからなかったことでした。

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どこに避難していても地元を愛する気持ちはみな同じ

次の日は、避難区域である葛尾村の方々が被災後に植えた桜の木の周りの草刈をすると伺い、取材に行ってきました。その日は東京に避難している方も草刈のためにはるばる葛尾に戻ってきたと聞き、どこに避難していても地元を愛する気持ちはみなさん同じなのだなと感じました。そしてこのようにもともと葛尾に住んでいた方々が集まって作業する機会があることが、コミュニティを持続させる上でとても大切なのだなと学びました。

草刈をされていた方にお話を伺った中で印象的だったのが、「地域から若い人がどんどんいなくなっているのは葛尾だけでなく、どの農村部でも同じ。だからこそ、葛尾が他の地域のモデルになるように変えていきたい。」というお話です。避難を余儀なくされているという逆境の中でも、そのように力強く語る方々がいらっしゃるというのは地域にとってとても心強いことだと感じました。

梅漬けを体験

最後に取材に伺ったのは、葛尾から避難しているお母ちゃんたちの梅漬けの作業です。

お母ちゃんたちは普段からみんなで集まってごんぼっぱもちを作ったり、県外の中学・高校生に向けて梅漬けを教えに行っているとのことでした。私たちも梅漬けをお手伝いさせていただきましたが、元気なお母ちゃんたちと一緒に作業をしてすごく元気をもらいました。お母ちゃんたちに「梅が漬かった頃にまたおいで」と言っていただき、ぜひまたみなさんに会いに行きたいと思いました。

瓦版を通して明るい気持ちになってほしい

今回の訪問を通して、被災しながらもかつてのコミュニティを維持しながら、前向きに暮らしている方々がたくさんいるということを学びました。今回取材した内容は瓦版として被災している方々に読まれる予定なので、読んだ方が少しでも明るい気持ちになっていただけるといいなと思っています。

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