ガスコンロの汚れから学んだこと

換気扇やガスコンロ、エアコンのフィルターなどを中心に仮設住宅の清掃をした中で、山内さんが気づいた意外なこととは… 2014.11.18

プロフィール

チームあすなろ11期| 文教大学1年 山内美帆さん

チームあすなろは1月24日から26日に湊川仮設住宅で活動しました。

ガスコンロの油汚れから学んだこと

震災ボランティアに参加すると決めたものの、事前にきいていたのは仮設住宅の清掃ということで、仮設住宅なら瓦礫撤去や泥の掻き出しではないだろうしいったいどんなことをするのだろうと疑問に思いながら活動に向かいました。換気扇やガスコンロ、エアコンのフィルターなどを中心に掃除しましたが、生活に欠かせないそれらのものがとても汚れていることに驚きました。しかし、お年寄りにとっては掃除がしたくても高くて手が届かないところや、家事に不慣れな男性の一人暮らしではガスコンロに油汚れがたまってしまうことは当然のことであり、このような支援が必要とされていることに納得したことに加え、思いつきもしなかった発想に驚きました。このような支援は行政ではなかなか手が回りませんし、小回りのきくボランティアだからこそできることだと思います。掃除をしながら年代の異なる方々とお話しをしたり、笑顔でありがとうと感謝されることは、普通の大学生活を送っているだけでは得られなかった貴重な体験であり、何か心に響くものがありました。

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ガスコンロの清掃前と清掃後


ボランティアを経験をして震災への感度が高くなった

清掃後は仮設住宅の方々のご厚意で、地元でとれた食材をふんだんに使ったお昼ご飯を頂きました。

一緒に食事をする中で、実際に被害を受けた方々の経験や思いを知ることは、正直、どこか他人事と感じていた東日本大震災が身近なものに感じられ、今まで東京で不自由なく暮らしていた自分がとても恥ずかしくなりました。現地に足を運んで自分の目で被害状況を見ることで、このままではいけないと強く感じ、今までの
自分の考えが大きく変わりました。東京に帰ってきても、震災関係のことに敏感になりテレビや新聞の報道に反応することが増えたと感じるほどです。


「まずは行動」

すでに震災から3年が経過しようとし、ボランティアがどんどん減っている状況ですが、震災直後に比べたら宿泊場所も飲食物も確保しやすく、活動への負担は少なくなっています。仮設住宅にも立地や規模によって格差があり、わずか11世帯の湊川仮設住宅にはなかなかボランティアが来ないとのことでした。メディアでは復興が進んでいるなどと言われていますが、まだまだ人手は必要であり、瞬間的ではなく継続的なボランティアが求められています。大学生でも力になれることはたくさんあります。初めての場所にボランティアに行くことは不安や心配が伴いますが、まずは行動を始めることで見えてくることが絶対にあります!多くの大学生に同じ日本で起きた、この現状を知ってほしいです。


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