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震災を忘れていないと、ゼッケンをつけて伝えながら活動すること

同志社大学4回生の河本さんは、学生最後の春休みを使ってボランティアに参加。震災から2年が経った今、役に立てる事はあるのか不安にも感じていたようですが、被災地の現状を目の当たりにし、現地の方にお話を聞く中で感じた事をレポートにまとめてくださいました。 2014.07.10

プロフィール

遠野まごころネット レポート (河本さん 23期)

河本さん 同志社大学4回生で、遠野まごころネット23期に参加。

参加日程:2013.3.3〜3.11
活動場所:岩手県遠野市
活動内容:施設引っ越しの手伝い
     被災者とお話しすること
     側溝の泥出し
     道路の整備

学生最後の春休みで、ずっと行きたいと思っていた被災地へのボランティアに参加しました。
震災から2年も経っているので、役に立てるのか不安に感じながらも、
実際に自分の目で見たり話を聞きたいという思いがありました。

今回一番印象に残ったことは、ボランティアで来られていた参加者から伺ったお話です。
その方は震災が起こった直後から、ずっとボランティアの活動をしておられる高校の先生です。

「今回の震災で地域の行政や市の問題が浮き彫りになっている。だけど、これは自分の住んでいる地域にも当てはまることです。だから私は被災地から学ばしてもらっているんだと思っています。」

例えば、自分の住んでいる都市の防災センター。
まず、どこにあるのかその場所を知っている人は少なく、
さらにその防災センターが本当に安全かどうか確認している人は市民の数パーセントだと聞きました。
この災害を未来につなげるとしたら、その一つは被災地から学んだことを自分の住む地域で活かしていくことなんだと感じました。

これから懸念される問題は、風化と自殺者についてです。
震災から2年が経ち、ボランティアの数や支援金の額が減少しています。
それだけ震災に対する関心が減っているということです。

また、下の写真は駅のホームですが、このように当時の面影がある風景が広がっています。
そして後ろの方に見える建物等は、2013年3月に多くが取り壊されます。
どんどん元通りの景色に近づいていくにつれて、当時のことを物語るものはなくなっていきます。

被災地を見ても震災のことが分からなくなっていくことで、
震災の風化や忘れられてしまうのではないかという不安を被災者の方の多くが持っておられます。
また、震災から時間が経ったことで精神的に余裕が生まれるこの時期は、
自殺者が増加することも問題としてあげられます。

河本1.jpeg

これらの問題に対してボランティアができることは、
私たちは震災のことを忘れていないと、ゼッケンをつけて伝えながら活動することです(ゼッケンをつけて活動をすることで現地に住む方々にボランティアが来ていることを伝えています)。

一人が一週間しか現地にいれなくても、また一人他のメンバーが行けばボランティアは続いていきます。

「ボランティアはリレー」

現地でお聞きした言葉です。

河本2.jpeg

そして何よりも大切なのが、実際に行って見聞きしたことや感じたことを伝えることです。
被災地の現状や岩手県の良いところを伝えることで、一人でも多くの人に現地のことを知ってもらいたいです。また岩手県は観光地としても魅力的な土地だと感じています。
これからも現地について学び続け、ボランティアや観光でまた岩手県を訪ねたいと思います。


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