あすなろ41期参加荻原仁美日報

ボランティアは継続的な支援が必要であることに気づかされました。

看護学を学ばれている荻原仁美さん。大学院進学前に東北ボランティアされて感じたことに迫ります。 2016.07.09

プロフィール

チームあすなろ41期| 萩原仁美

東京医療保健大学で看護学を学ぶ傍ら、国家資格と大学院進学を目指している看護学生。Youth for 3.11 x チームあすなろ 41期参加者として留学生と東北へ行きました。

 Intro

名前:荻原仁美

大学:東京医療保健大学

 

 

[Discover Change]

Team Asunaro 41th menbers

(Left:Lauren Higa, Center:Hitomi Hagiwara, Right: Satomi kitazima)


Youth for 3.11 x Team Asunaro 41
Day 1 (11 June 2016)
 

Youth×あすなろ41期ボランティア初参加の萩原仁美です。6月11日(1日目)の活動報告をします。

 

夜行バスで朝の6時過ぎに石巻に着きました。

 

 

日和キッチンでみんなで朝ごはんを食べてから、谷川浜に行き、海鞘の養殖のために使う牡蠣のネックレス作りをしました。作業前には、なぜこの仕事をしているのかについてなど話を聞き、恩返しのお手伝いという形で関わらせていただいていることを知りました。

お昼ご飯は金華山という景観がとても綺麗なところで食べて、気分をリフレッシュしてから午後の作業に取り掛かりました。午後も同じく牡蠣のネックレス作りをしましたが、徐々に慣れてきたためチーム全員の作業スピードが一段と早くなっていました。

お風呂は元気の湯というところに行き、夜ご飯も同じくそこで済ませました。その後、仮設住宅に住んでいるご夫婦を訪ねて、住宅、農業、家族、年金など様々な話をして過ごしました。ご夫婦は私たちが訪ねることをとても歓迎して下さいました。

 

全体を通して感じたのは、現地に行ってみなければわからないことが本当にたくさんあるということです。牡蠣のネックレス作りで訪れた方は、震災後の何もなくなってしまった石巻の様子ばかり報道されていて、本来の石巻の良さである自然が豊かで景色がとても綺麗なことなどは全然伝わってこないことなどに関して、憤りを感じていました。

 

テレビでたくさん取り上げられている自分自身の津波の辛い体験などは話したくない、もっと石巻の良いところを教えたいという思いも話してくれました。その一方で、仮設住宅のご夫婦は自分達が経験したことは大変だったけれど、貴重なことなんだから色々な人に自分たちが伝えていかねばならないというようにおっしゃっていました。

実際にお話しさせてもらうことで、津波や震災の被害に対する考え方は人それぞれであることを改めて感じました。実際に復興があまり進んでいないのは事実ですが、石巻の良さをもう少し伝えていく必要があるのではないかと感じました。また被災者の方々のそれぞれの思いを尊重しながら私達は関わっていく必要があると感じました。「自分の気持ちの変化」については、行くまではどこか他人事と思っていた部分がありましたが、同じチームのメンバーや現地の方々と関わっていく中で、そのような思いはなくなりました。メディアからの情報は、私にとっては間接的なものであり、現地の様子を知る1つの手段ではありましたが、ただそれだけでした。直接被災された方や復興に関わってきた人々と触れ合うことで、私が考えてきた以上に1人1人の思いを感じることは日常茶飯事であるのに、普段以上に「人間味」というのを感じることができました。

 

また、昔の人は家族や近所の人以外にも人との繋がりをとても大事にしていて、現在の人はそれがなくなってきているというようなことを聞いて、このボランティアに来るまではそのような話を聞いてもあまり深く考えたことはありませんでしたが、人との繋がりによって協力し合って地域が成り立っていることを今回のボランティア参加で痛感しました。

だからこそ、知り合いの方が亡くなったり、遠くで住むことになるとそのつながりも無くなってしまって、寂しさや虚無感のようなものが押し寄せてくるのだと思いました。現地の方はそれぞれの生きてきた歴史があるので、その話を聞いて学ぶこともたくさんありました。

 今回の参加で、ボランティアは継続的な支援が必要であるという当たり前のことに気づかされました。そのため、私もこれからは自分の無理のない範囲で積極的にボランティアに参加しようと思いました。また、人との繋がりを今まで以上に大切にしたいと思います。

 本当に今回の参加でたくさんのことを学ばせて頂きました。貴重な体験ができたことに誇りを持っていきたいと思います。

 


 

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