常に興味を持っておこう。

◆活動報告:橋本さん(京都大4年)

参加プログラム:遠野まごころネット47期
参加日程:9/1~9/8
活動場所:岩手県遠野市
活動内容:まごころ農園での田んぼのヒエ取り
     ハーブの郷での草取り、清掃、収穫など

大学4年生の夏休みということで、時間をとって何か新しい事をしようと思い、今までしたことがなかったボランティアに参加することを決意しました。挑戦してみたいことがたくさんある中、「東北の現在の姿を知ること」や「ボランティアを通して現地の人、スタッフの方、ボランティアとして参加している人たちとの出会い」この2つは、ボランティアに参加しなければ絶対得ることができないと感じ参加を決めました。

僕は、ほとんどテレビからしか震災の情報を得ていなかったので、ボランティアに行ったら、瓦礫撤去とかの仕事が多く、復興にはまだまだ時間がかかる現状に直面するのかなと思っていました。しかし、実際にやったボランティアの仕事は、地元の特産物を作るための作業だったり、地元の人に働いてもらう場所を提供するための作業だったりで、被災地が自らの力で立ち上がろうとしている姿を強く感じました。

そういった前向きな一面も感じましたが、一方で、復興に対するストレスも感じました。
震災から2年半が経ったにも関わらず、まだ多くの人が狭い仮設暮らしのままであったり、復興作業が遅れていたりしており、復興に対するみんなの足並みがバラバラになっていることが気になりました。復興に対する思いの強さも人それぞれであり、震災後当時とはまた違った精神的な辛さが現地の人々の負担になっているのだと思いました。

最近、テレビでもあまり報道されなくなってきているため、このような現状を知ることができたのは、東北に来たためだと感じます。実際に現場を見て、実際に現地の人の話を聞くことが、これほど大切であるとは、関西にいた時には、思いもしませんでした。

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今回、意図的に、1人でボランティアに参加してみました。なぜなら、友達ときてしまうと、友達に甘えてしまい、折角の人と出会える機会を無駄にしてしまうと思ったからです。
初めてのボランティア参加ということもあり、今まで出会ったことがないような人と出会えるのではないかと期待していきました。
正直、正義感が強く、生真面目な人が多いのかなという印象だったのですが、実際行ってみると、想像とは違い、お調子者がいたり、正義感が強い若者がいたり、人生経験豊富な社会人がいたりと、多種多様でした。
それぞれタイプは違うのですが、ボランティアに対してしっかりと自分の思いを持っていて、いろんな話が聞けて、非常に素晴らしい人たちと出会うことができました。
このボランティアを通して出会った人たちとの輪が、今後、自分の人生において、繋げ、広げていきたいです。

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今後、関西に戻り、生活をしていくのですが、東北から離れてしまうと、どうしても情報を自ら得ようとしない限り、被災地の情報を提供されるのは難しくなっていくと思います。
僕らがまずしないといけないことは、現場ついて常に興味を持っておくことだと思います。
そこから、現地で実際作業したり、遠方から支援したりするのは個人の自由だと思います。なので、まず、まだ生で見たことがない人たちに情報を発信し、興味を持ってもらえるように、これから心がけていきたいです。

参加者レポート