サンタさん、また来年も来てね。

◆活動報告:根岸さん(共立女子大・2年)

参加プログラム:Youth×遠野まごころネット サンタプロジェクト
参加日程:2013/12/21
活動場所:大槌町
活動内容:住民の方へプレゼント配り・語り部

 

 

今回、岩手県大槌町に足を運び、サンタの格好をして子供たちや大人にプレゼントを届けるというプロジェクトに参加させていただきました。今回が私にとって初めての東北でした。今回の活動目標として、「にこにこサンタの心のプレゼント」を掲げ、被災者へ笑顔と希望をプレゼントし、被災者の感じる思いを分かち合うことを目標としました。出発前は、現地で活動をしていくにあたり、被災者へどのようなアプローチをしていくべきなのかと不安に感じていた時がありました。しかし実際に活動してみると、笑顔と元気をもらったのは、ボランティアをしている私でした。現地の人たちは大変な日々が続いているはずなのに、1人ひとりがきらきらした笑顔をもっていて、逆に私が元気をもらいました。また、プレゼントを受け取りに来てくださった方の中で、「来てくれるだけで嬉しい、あなたたちの気持ちが嬉しくて泣きそうです。」とおっしゃっていた方、「サンタさん、また来年も来てね、励みになります。」とおっしゃっていた方がいました。この言葉を聞いて、ボランティアとして私ができることは狭いけど、私という存在自体が、被災者の元気につながっているのかなと実感しました。

東日本大震災から2年10か月が経過した今、被災地は少しずつ復興を遂げていると、私は思いました。しかし、いまだ地震や津波の爪痕は残っています。町はもちろん、人々の心にも大きな傷が残っていると感じました。プロジェクトの終わりにあった語り部の方の講演会を聞いて、人との心の繋がりを大事にすること、被災者の思いを風化させてはならないということを強く感じました。

これからのボランティアのあり方について、どんな活動をするにしても人々にとって「心の支え」となれる存在であるべきだと感じました。「ボランティアが来てくれるだけで嬉しい」という言葉から、ボランティアという存在自体が被災者の励みになっていることを実感しました。まもなく東日本大震災から3年が経とうとしています。被災者が求めるものは何一つ見逃さず、継続的にボランティアをすること、それが被災者にとって心の支えになっている、ということを忘れないことが大切だと思いました。

 

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