ここで生まれた出会いを繋ぎいろいろな形で還元していけたらと思う

◆活動報告:森さん(関西大・4年)

参加プログラム:YF3×陸前たがだ八起プロジェクト×NICCO 10期
参加日程:2013.5.28〜5.31
活動場所:陸前高田市モビリア仮設住宅
活動内容:畑の草取り
     個別訪問、広報配り
     お茶っ子など住民の方々と交流

モビリアに向かう途中、津波の被害を受けた市街地を通りました。
そこには住宅の跡地と道路しかない開けた土地が広がっており、
津波の跡は二年経った今でも生々しく残っていました。
しかし、逆に考えると、瓦礫や土砂などが取り除かれたために何もなく、
確実にハード面での復興は進んでいました。
被災地を目の当たりにし、改めて震災の恐さと復興への長い道のりを実感しました。

写真1

モビリアで学んだことは、ソフト面での支援です。
モビリアで暮らしておられる方々は、家、土地、家族、友人、たくさんのものを失われています。
でもだからこそ、住民の方々は前向きに強く生きておられました。

仮設住宅の周りを耕し、お花や野菜を育てることを生きがいにしておられるおばあちゃん。
お料理をたくさん作り、ご近所の方々を大切にされる奥様。
私たちのようなボランティアに地域の特産品を配るのが趣味だと、初めて会った私たちに「TAKANERO」をくださったお父さん。
時々涙を浮かべながらも、笑顔で震災当時のことを語ってくださり、私たちが見えなくなるまで笑顔で見送ってくださるおしゃべりでお茶目なお母さん。
将来は洋服屋さんになりたいと夢を語ってくれた少女。

みなさんの前向きな姿と笑顔に元気をたくさんいただきました。

写真2

私たち10期のメンバーがこのプログラムに参加する際に掲げた目標は「enjoy! : ) 」
joy(楽しみ)をen(与える)すること。
私たちはこの四日間、みなさんのおかげで本当に楽しむことができました。
私たちと出会い、過ごした時間の中で一人でも多くの方が私たちと同じように楽しんでいただけていたら幸いです。

そして、これから私たちにできることは、この新たな出会いを大切にすること。
お手紙や写真を通してこれからも繋がっていけたらなと思います。
3.11の震災で失われたものはたくさんあります。
しかし、新たに生まれたものもたくさんあると思います。
ここで生まれたすべての出会い、思いを大切にしたいです。

写真3

最後になりましが、ハ起のみなさん、Youthの運営のみなさん、お会いしていない方々も含めたくさんのサポートがあって私たちはこのような素敵な出会いをすることができました。
本当にありがとうございました。

ここで生まれた出会いを繋ぐとともに、これからの人生、いろいろな形で還元していけたらなと思います。

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